2017年冬アニメの個人的評価
2017年冬アニメのうち、私が完走したものについてのみ個人的な評価をしていきます。
<採点項目>
絵:背景を含めた絵の美麗さとコマの滑らかさ。
物語:話の面白さ。作品によっては笑えるか、泣けるか。
キャラ:キャラの魅力。キャラクターデザインの良さ。
声優:声優の演技。キャラと声が合っているかどうか。
音楽:主題歌や劇伴が作品に合っているかどうかと音楽単体での評価。
『絵、物語、キャラ、声優、音楽』の5項目を各々10点満点で評価し、それらを全て足して50点満点で総合評価を出します。
あくまで私の独断と偏見による数値化ですので、絶対的なものではないことを予めご了承下さい。
あいまいみー~Surgical Friends~
絵: 5点 物語: 5点 キャラ: 5点 声優: 6点 音楽: 6点
総合評価:27点
このアニメは元々カオスでしたけど第3期を迎え最早カオスしかない状況になってしまい、面白いというよりよく分からないというのが正直なところです。
アニメ「あいまいみー〜Surgical Friends〜」公式サイト
政宗くんのリベンジ
絵: 7点 物語: 6点 キャラ: 8点 声優: 7点 音楽: 7点
総合評価:35点
主人公の安達垣さんへのリベンジについては動機が薄いので最早どうでもいいのですが、基本的にその他のキャラについては幸せになって欲しいと思えますね。
決して良作ではないですが、コメディ寄りで始終楽しく見れるタイプのラブコメだったと思います。
うらら迷路帖
絵: 8点 物語: 5点 キャラ: 8点 声優: 5点 音楽: 8点
総合評価:34点
絵の良さとキャラの可愛さとOPED曲が最大の見どころです。
掛け合いのつまらなさとノノちゃんの声が高すぎる以外はけっこう好きだったのですが、可愛くはあっても面白くはなかったですね。
セイレン
絵: 5点 物語: 5点 キャラ: 6点 声優: 7点 音楽: 7点
総合評価:30点
アマガミの実質続編ということで個人的にかなり期待していたのですが、いまいち盛り上がらないまま終わってしまいました。
個人的には男の妄想を具現化したようなシチュエーションに「ねーよwww」とか思いながら楽しんで見れました。ただ、常木耀編のバッドエンド的幕切れが最後まで足を引っ張ったように思いますね。
亜人ちゃんは語りたい
絵: 6点 物語: 8点 キャラ: 9点 声優: 8点 音楽: 8点
総合評価:39点
作中では生まれもって伝承に語られるような人型の怪物の特徴を持つ人間のことを亜人と呼ぶのですが、その亜人を社会的弱者的な立ち位置として描いていて、思いの外社会派な内容でした。
主人公として高橋先生は完璧と言えると思います。ここまで人間的魅力に溢れていて好感の持てる主人公は珍しいです。オッサンであるが故の謎の安定感がありましたね。声が諏訪部さんっていうのもピッタリでした。
にゃんこデイズ
絵: 7点 物語: 6点 キャラ:8点 声優: 6点 音楽: 7点
総合評価:35点
猫を幼女化したキャラがとにかく可愛いアニメでした。本編は1話2分ほどなので気軽に見られて良かったです。
ガブリールドロップアウト
絵: 8点 物語: 8点 キャラ: 9点 声優: 8点 音楽: 9点
総合評価:42点
天使と悪魔の女の子たちが外界の学校に通い、対抗意識を燃やしながらも友達として仲良く暮らしているという設定が素晴らしかったですね。
個人的にはサターニャ役の大空直美さんがはまり役だったように思います。明るいアホの子を完璧に演じてました。
主題歌はOPEDともにアニメの内容に忠実な歌詞と曲調でキャラソンとしては一級品です。iTunesで思わず楽曲を購入してしまったほどです。
全てにおいて安心の動画工房クオリティでした。
けものフレンズ
絵: 6点 物語: 9点 キャラ:10点 声優: 7点 音楽: 9点
総合評価:41点
初めはキャラの3DCGの出来が良くないように見えたのですが、慣れるとこれはこれで有りだと思えてくるから不思議です。ある意味、必要のない要素を削りきった洗練されたフォルムと言えるのかもしれません。
この作品は動物の擬人化がテーマな訳ですが、動物の見た目や生態をよく観察した愛のあるキャラ作りをしているのが素晴らしいですね。教育番組的要素があって元の動物への興味が湧いてくるのも良いです。個人的には実物のサーバルキャットの良さに気が付けたことが一番の収穫でした。
序盤は苦行に近いものがありますが、でもあの苦行があったからこそ11話と最終話の熱い展開がより引き立ったとも言えるので、あれは必要な過程だったのだと今なら思えますね。
小林さんちのメイドラゴン
絵: 9点 物語: 8点 キャラ:9点 声優: 8点 音楽: 8点
総合評価:42点
絵は京アニなので、日常系ギャグ作品でも全力で動かしまくりですね。最早職人芸です。
主人公の小林さんはサバサバしているようで、面倒見が良くて包容力のある方でしたね。ドラゴンたちは人の姿に化けているけれど、物怖じせず彼女らと渡り合える度量が凄いです。
ドラゴンの皆さんは皆個性豊かでしたけど、何よりカンナちゃんが可愛すぎマジヤバくね状態でしたね。見ているだけで幸せな気持ちになれました。
この素晴らしい世界に祝福を!2
絵: 6点 物語: 9点 キャラ:9点 声優: 9点 音楽: 9点
総合評価:42点
1期と同様に絵が崩れるシーンは多いですが、基本的にはギャグがメインなので逆に笑えてきます。発狂したような台詞回しも多いですが、声優さんたちも全力で楽しんでいる感じで良いですよね。
魔王討伐そっちのけな感じの展開ばかりですけど、偶然でちゃっかり魔王の幹部を仲間側に引き入れていたり、倒してしまったりで一応は進んでいるのが笑えます。
信長の忍び
絵: 6点 物語: 8点 キャラ: 8点 声優: 8点 音楽: 7点
総合評価:37点
織田信長の生涯をギャグで描いているので、勉強になって笑えるアニメでした。2期の伊勢・金ケ崎編が間髪を入れず4月から始まりましたが、そちらも見続けていく予定です。
ということで2017年冬アニメ11作品の個人的評価でした。
以上の5作品を私のオススメとさせて頂きます。
それでは最後に2017年冬アニメ個人的最萌キャラクターを勝手に発表して終了です。
2017年冬アニメ個人的最萌キャラクターは『小林さんちのメイドラゴン』のカンナちゃんに決定!!
ウィスパー気味の声、可愛い仕草と見た目が最高です。お友達の才川ちゃんがカンナちゃんの可愛さにやられてしまうのも頷けますね。
少し幼いのでヒロインという感じではなく親のような目線で「可愛い」と思えるキャラクターだと思います。
See you later.