2018年冬アニメ(1~3月期)の個人的評価と感想
見ていた冬アニメの放送が終わったので、備忘録的に評価とか感想を書いていく系です。完走した作品のみが対象となりますので、来期以降も続く作品の評価は最終話が放送されるクールまでお預けとします。
評価は5点満点(★=1点、☆=0.5点)で行います。あくまで参考程度ということでよろしくお願いしますね。
ゆるキャン△
評価:★★★★
全12話。
野外活動サークルの女の子たちが微笑ましく集団キャンプをする中、リンちゃんは孤高のソロキャンプを貫いていて大変クールでした。
ラーメン大好き小泉さん
評価:★★★★
全12話。
息を吸うようにラーメンを食べまくるクール系女子高生(しかも美少女)の小泉さん。体はラーメンで出来ているに違いありません。
食事シーンは顔が紅潮し恍惚の表情になったりして若干キマっている感がありますが、下品とまではいかないので、まあ、許容範囲でしょう。
小泉さん以外の女の子たちも可愛くて百合要素もあったので個人的には好みの作品でした。
スロウスタート
評価:★★★☆
全12話。
日常系の範疇ですが、主人公の女の子が高校浪人を経験していて同級生に1歳年上であることを打ち明けられないでいる、という設定がなかなかに重たいです。しかし、打ち明けることなく終わってしまったのが消化不良です。
ポプテピピック
評価:★★★☆
全12話。
基本的にゲームや漫画のパロディと声優ネタしか無かったですが、制作スタッフの気合の入れようは冬アニメNo.1でした。内容はクソかもしれないけど、これをクソアニメと呼ぶのは少々憚れます。精々クソアニメ風でしょう。
私は合間に挟まれるAC部のボブネミッミミと本編に侵食したヘルシェイク矢野の方が好きでしたね。初めは気色悪いとか思ってしまったけど、回を重ねるごとにむしろこっちが本編じゃね? と思うようになりました。
りゅうおうのおしごと!
評価:★★★★
全12話。
簡単に言えば『ロウきゅーぶ!』リスペクトの将棋アニメですが、後半はロリ要素抑え目でガチで将棋を扱っていた印象です。
全体通してかなり内容がカットされていると聞きますが、初見で見る分には十分楽しめる内容でした。不満があるとすれば、八一くんの竜王戦防衛の5戦目以降があからさまにカットされた点で、あれは原作では全て描かれたのか、気になるところですね。姉弟子の不遇も気なるところです。
からかい上手の高木さん
評価:★★★★☆
全12話。
からかう側の高木さんもからかわれる側の西片も二人共可愛くて微笑ましかったです。あれで付き合ってないと言い張るのはさすがに無理がありますね。
ED曲は10年前ぐらいのヒットソングのカバーが中心で7パターンあり、それも良い味を出していました。最後のELTの『出逢った頃のように』のカバーは特に私に刺さる選曲です。
オーバーロードⅡ(第2期)
評価:★★★★☆
全13話。
トカゲ族の人達のカッコ良さと可愛さ、そしてセバスさんの枯れたカッコ良さがたまりませんでした。アインズ様は相変わらず部下が超有能で、適当に話を合わせているだけで有能っぽい雰囲気になっているのが笑えます。
最後はアインズ様とデミウルゴスの茶番劇でしたけど、あちらの世界の人達は本気と思って疑わないのがなんだか可愛かったですね。特にイビルアイちゃんが……!
第3期は7月からということで続きも楽しみですが、原作未読勢として解説が欲しい段階にはなってきました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
評価:★★★
全13話
題材と作画は素晴らしく名作になり得たと思いますが、いかんせん話の構成が悪くて凡作になってしまった感が強いです。公開恋文の回はオリジナリティがあってとても良かったのですが、非常に惜しい作品です。
続編制作決定と聞いても「ああ……」としかならないのが残念です。
恋は雨上がりのように
全12話。
評価:★★★
ラスト直前まではとても綺麗で文学的な恋愛物だと思ったのですが、この結末は店長をあきらちゃんの止まり木兼踏み台扱いにしたも同然でモヤモヤが残りますね。
だがしかし2(第2期)
評価:★★★★☆
全12話。
15分枠になってテンポ感が増して1話あたりの面白さが倍増しましたね。絵柄が原作寄りになったということでアニメ1期の雰囲気とは変わりましたけど、これはこれで味と深みがあってとても良いです。
1期では断然サヤ師派でしたけど、2期では途中登場のハジメちゃんが良いなあと思っています。見た目はデキる風なのに中身はポンコツというギャップ萌えが良いです。
原作が近いうちに終わるということですが、ここまで来たらアニメでも最後までやってほしいです。
<視聴継続>
カードキャプターさくら クリアカード編
12話まで視聴。
放送前に以前のアニメを見て予習していましたが、昔の雰囲気そのままで現代のクオリティになった感じですね。
私はCCさくらのキャラでは知世ちゃんが一番好きなんですけど、今回もさくらの親友兼カメラ担当兼衣装担当として大活躍していて個人的には文句の無い内容です。
斉木楠雄のΨ難(第2期)
11話まで視聴。
ただでさえ登場人物多いのに2期でも新キャラが増えて名前を覚え切れていませんが、結局はギャグアニメなのでさほど支障はありませんね。内容はド安定です。
衛宮さんちの今日のごはん
3話まで視聴。
Fate/staynightの世界で展開される、主に士郎が料理をしそれをセイバーが食べる平和なアニメです。1ヶ月に1話ペースなのでのんびり見続けられそうです。
総括
個人的に2018年冬アニメは豊作でした。
『からかい上手の高木さん」・「オーバーロードⅡ」・「だがしかし2」の3作品が評価点4.5で並び、これらが特におすすめということになります。
1つ選ぶとすればオーバーロードⅡでしょうか。1期を見ることが前提ですが、異世界物やMMORPGを土台とする作品の中ではトップレベルに内容が面白くて設定がしっかりしていると思います。安易なハーレム要素が一切無く魅力的な人外キャラや男性キャラが多数登場する点も良いですね。
2018年冬アニメ個人的ベストキャラクター賞
イビルアイ(オーバーロードⅡ)
あちら側の世界の人間では相当の戦闘力を持つ彼女ですが、モモン様の勇姿(茶番)を見て乙女モードになるお花畑具合が可愛いかったですね。極めつけは仮面を取ってモモン様を見送るシーンです。やっぱり可愛かった! やったー!! ってなりました。
ということで勝手に表彰させて頂きます。おめでとうございます!!
終わり。