なんとなく生きている日々

好きなことを好きなだけ並べていきたい。この頃文体が安定せず試行錯誤中。

今更『スター・ウォーズ』を見てみた 新三部作編

 

nikeya.hatenablog.com

 

前回に引き続き『スター・ウォーズ』EP1~3、いわゆる新三部作を見ましたので、その感想でも書いていきます。

EP1を見始め「わし、これ見るの初めてじゃね?」と思ったんですけど、トカゲ型人類の方々がバトロイドの軍勢と戦争しているシーンで記憶が蘇りました。ジャージャーが運だけでのし上がっていく感じがなんだかギャグでしたね。

EP6が1983年で、EP1が1999年ですけど16年でここまでCGや合成技術の発展がなされたというのは凄いです。資料的価値もありますよ、これは。EP1~3は大規模戦闘シーンが多いですから、80年代前後に作られていたとしたら陳腐化していたでしょうし、技術の発展を待つという判断は正しかったと思います。よく我慢出来たな、とも思いますが。

オビ=ワン・ケノービとマスター・ヨーダが現役というのは分かっていましたが、C3PO,R2D2,チューバッカなんかもこの時代から活躍していたんですね。特にR2D2があれほどの歴戦の戦士だったというのは意外でした。

旧三部作のレイア姫はあまりヒロインという感じが無かったですけど、パドメはかなりヒロインしてましたね。

まあしかし、アナキンは師匠であるマスター・ケノービの言う事だけ聞いていればあんな悲劇にはならなかっただろうに、明らかに悪人面した野郎の言う事を信じるとか怒りが湧いてきますよね。まずは身近にいる理解者を信じなさい、と。結局それがパドメにトドメを刺した訳ですし、本当に救えないです。母を亡くし部族を皆殺しにした時点でもう手遅れだったのでしょうが……。

ジェダイの騎士には心の闇に打ち勝つ精神が必須な訳だけど、でもそれってかなり酷な話ではありますよね。仮にアナキンが暗黒面に落ちていなかったとしても、稀代の才能を持ったジェダイがそう遠くない未来に再び現れて、いずれは強大なシスの暗黒卿となっていたのかもしれません。暗黒面に落ちる可能性があるというのがジェダイの最大の欠点であり弱点ですよね。

旧三部作を先に見ているとアナキンがダース・ベイダーになるまでの物語というのを知った上での視聴になりますので、予定調和的な感じで面白さはぼちぼちというところでしょうか。映像に関しては非の打ち所が無いです。

これでEP1~6まで視聴しましたので、後は続三部作の前編であるEP7を見てとりあえずは区切りでしょうかね。また感想書くかも分かりません。

それでは。

今更『スター・ウォーズ』を見てみた 旧三部作編

そういえばスター・ウォーズってエピソード1しか見たことねーわってことで、折角だから制作順に見ていきましょうっていうアレです。

制作順は4-5-6-1-2-3-7で8が今月放映開始で9は現在制作中という具合ですかね。今回は1977~1983年にかけて放映された旧三部作(エピソード4~6)を見てみました。

40年ぐらい前の作品である訳で、やはりCG技術が出始めの頃だと思いますので、人形や着ぐるみでどうにか頑張った感が凄いっていうのが素直な感想です。合成も明らかな感じでちゃっちいけれど、40年前と考えれば凄いんでしょうね。

ルーク・スカイウォーカーが主人公ではあるのですが、ハン・ソロが良いとこ持って行き過ぎ感が凄いですよね。あいつめっちゃくちゃ破天荒野郎なんですけど、なんかハリソン・フォードでくそカッコ良いし、最早反則ですよね。好きです。

C3POは吹替だと若干オネェプログラム入ってませんかね? 丁寧な口調でR2D2に色々と擦り付ける畜生ロボですけど、なかなか憎めないところがあってこれもまた好きです。

ベイダー卿ベイダー卿で一瞬父性を取り戻してラスボスを奈落に落として息子を救うし、ルーク以上に印象深いキャラが多すぎますよ。最終的にルークの名前を忘れそうになりましたし。

さすがにダース・ベイダーの正体はコナン=新一って感じで知っていたので、その辺の衝撃はなかったんですけど、完全初見で見たら「マジか! オーマイガー!!」だったかもしれませんね。

案外ノリが軽い部分が多かったり、B級要素もあるんですけど、世界中で愛される理由については分かった気がします。ジョン・ウィリアムズの音楽も素晴らしいし、エンターテイメント性の高さはなかなかです。面白かった。

さて、次は新三部作(エピソード1~3)です。1は見たことありますが、ダース・モールの顔と双頭ライトセーバーしか覚えていないので、ほぼ初見です。オビ=ワン・ケノービの現役時代が見られるんでしょうか? 楽しみです。

ではまた柴又。

映画『シン・ゴジラ』見たよ

先日地上波で映画『シン・ゴジラ』が放送されたのですが、その録画を10日ほど前に視聴しまして今更感想書くというアレです。

 

日本らしい司令系統でゴジラと対峙するというのは妙にリアリティがありましたね。ゴジラが一旦海に変えるとすぐにいつも通りの日常が始まったり、きっと海外の人から見たらその辺りはクレイジーとしか言い様が無いんだろうな、とか。永田町がゴジラのレーザービームで吹っ飛んで内閣の主要閣僚(首相を含む)がやられてもすぐに臨時内閣が発足する辺りは、なかなかのシリアスギャグだったように思います。

あとは第1形態ゴジラがウーパールーパーっぽいなあとか、第4形態ゴジラはポンプ車で凝固剤を口に入れられても特に抵抗せず受け入れていたのがなんとも間抜けで面白かったりですかね。

やはり庵野監督作品だけあってエヴァのオマージュ的な何かは随所に感じました。ゴジラがATフィールド無しの使徒という感じでね。最後のヤシオリ作戦なんかは特にその傾向が強くて、一応ゴジラを無力化するも、どうやらもう一つ形態変化を残しているようだぞ? という不穏な最後も庵野監督らしかったですね。

 

近年の庵野監督はエヴァの呪縛に囚われていたように思うのですが、今回のシン・ゴジラでなにかが吹っ切れたような感じがします。劇場版最終章と思われる『シン・エヴァンゲリオン』の制作は相当な重圧でしょうけど、頑張って頂きたいです。

 

以上です。