なんとなく生きている日々

好きなことを好きなだけ並べていきたい。この頃文体が安定せず試行錯誤中。

2017年夏アニメの個人的感想

今日から10月、夏アニメが終わり秋アニメの新番が始まるそんな時期です。私が視聴した2017年夏アニメのうち完走したものについて、軽く感想でも書いていこうと思います。

なんとなく10段階評価も添えておきます。★が1点、☆が0.5点の5点満点評価です。  

 

アホガール

評価:★★★☆

同じ作者の『マンガ家さんとアシスタントさんと』のアニメはけっこう好きで、今回のアホガールも原作をちょろっと読んだことがあり多少の期待感がありました。

よしこの頭のおかしさは前もって知り得ていたわけですが、映像にすると1.5倍ぐらい頭おかしくてやべぇ奴でしたね。そのせいかあっくんの容赦のないツッコミもより効果的になっていたように思います。

15分枠っていうのも絶妙な時間配分だったかな、と。さすがに30分あのテンションというのは見ている側も疲れます。

個人的に風紀委員長の妄想シーンに登場するあっくんの喋り方が良い感じに気持ち悪くて好きでした。

全体として良いギャグアニメだったように思います。

 

天使の3P!

評価:★★★☆

作者が同じ『ロウきゅーぶ!』のアニメは1期しか見てなかったのですが、バンドというのはバスケより身近な感じがして個人的にはこちらのほうが好きですね。

劇中では高校生男子の主人公が小学校高学年の妹とお風呂入るシーンが稀に頻発するのですが、エロスを感じさせず、ごく自然に描いているせいか、最終的には日常の風景にしか見えなくなるのはすげぇなと思いました。

 ロリコン歓喜な事案発生シーンは毎回のように出てきましたけど、思いの外内容もしっかりしていて「それだけではないぞ」というのを見せてくれました。良作とまではいきませんが、凡作でもない感じで十分面白かったです。

 

異世界はスマートフォンとともに。

評価:★★★

最強とは言え人間的魅力が皆無な主人公にヒロインたちが惚れていき好感度が勝手に上がっていく様は不気味でしかなかったですね。ハーレムモノは主人公が魅力的でないと取り巻きの女の子まで残念になってしまうという典型を見ているようでした。

「俺つえー」的な主人公上げも酷いし、なぜ完走できたのか不思議なほどなのですが、この作品は楽しめるタイプのクソアニメだったんですよね。真面目に見ると辛さしか無いと思いますが、異世界転生モノやハーレムモノだったりを茶化したギャグ作品として見ればぼちぼち笑えて悪くなかったです。

 

『NEW GAME!!』(2期)

評価:★★★★☆

今日も一日がんばるぞい!」の1コマで一世風靡したゲーム会社を舞台とするお仕事系日常4コマ漫画『NEW GAME!』の2期アニメですね。

青葉ちゃんがキャラデザ担当に大抜擢され、苦悩しながらも成長していく様はとても応援し甲斐がありました。同時にひふみ先輩にもキャラ班リーダーという平より上の立場が回ってきて、こちらの成長も著しかったですね。コミュニケーションが苦手なひふみ先輩にとっては苦難の連続だったと思いますが、一皮剥けた感があります。頑張っている女の子はキラキラしていてとても良いですよね。

後半はねねっちがメインキャラに昇格したりゲーム制作の専門学校からインターンで百合カップルがやってきたり新たな風が入ってきて、そして八神さんは渡仏ということで第2シーズンの到来を予感させました。3期に期待です。

1期と同様、原作を読んでいる身からしても文句の付けようのないアニメ化でした。

 

ゲーマーズ!

評価:★★★☆

ゲーム同好会の話だと思ったらすれ違い恋愛コントだったというパターンです。ゲームがもうちょいストーリーに関わってくると嬉しかったんですが、これはこれで面白かったですね。

 

<視聴継続>

Fate/Apocrypha

Fateシリーズとして考えると今のところ凡作止まりですかね。聖杯戦争2回分のキャラ出てくるのでなかなか話が進まず渋滞が起こっている感じです。やっつけ仕事で終わるシーンも多く、色々と残念です。今後離脱者が増えていき渋滞解消に向かうことを祈ります。

 

総括

 完走したのが5作品で視聴継続が1作品、ということでいつもの半分ぐらいですね。他にやりたいこともありますし、これぐらいがストレスのなくアニメ視聴が出来る範囲のような気がしてきましたので、秋アニメも極力厳選して見ていこうかなと思います。

夏アニメで個人的に一番面白かったのは『NEW GAME!!』ということになりました。原作もおすすめしておきます。とは言え、原作既巻分の内容はアニメで全部やってしまったんですけどね。

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『2017年夏アニメ個人的ベストキャラクター』も同じく『NEW GAME!!』より滝本ひふみ先輩を勝手に選出させて頂きました。おめでとうございます。

 

さて、夏アニメが終わってすぐに秋アニメが始まりますが、来期の個人的期待作は『干物妹!うまるちゃん』(2期)と『食戟のソーマ』(3期)と『Dies irae』辺りでしょうか。

続き物はさておき、DiesはFateと比較されることも多い伝奇系ノベルゲームの傑作なので、しっかりアニメ化出来れば相当人気が出そうな予感です。現在プレイ中ですが、情報提示の段階でもめちゃくちゃ面白いのでアニメも期待したいですね。クラウドファンディングでお金も相当集まったようですし下手なものにはならないと信じたいです。

知らない作品の中からもなにか面白いものが出てくると良いですね。

 

では今回はこんなところで。

『アマガミ』の絢辻詞さんについて少々語る

私は『アマガミ』というゲームが大好きだ。私のゲーム人生において間違いなくベスト3圏内に入ってくるだろう神ゲーだ。

このゲームはいわゆる恋愛シミュレーションゲームの系譜を継いでおり、側だけ見ればオーソドックスな作品に見える。

しかし中身は変態的だ。

爽やかに変態的だ。

詳しくはググってほしい。

今回はそんなアマガミのヒロインの一人で俺の嫁である絢辻詞(あやつじつかさ)さんについて少々語っていきたいと思う。

性質上ネタバレは避けられないので、その点はご注意を。

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パッケージヒロインとして堂々たる姿を我々に見せつけてくれた絢辻さん。

さぞかし裏表のない素敵な天使のような人なんだろうと初めは思っていた。

しかしひょんなことから私は絢辻さんの生徒手帳を拾ってしまい、なんやかんやあって彼女の下僕として付き従うことになってしまった。

そう、彼女は自身の目的のため外面を完璧に武装しているが、その実は悪魔的サディスティックガールだったのだ。

この事実を知った瞬間から私は絢辻さんのことが気になり始めていた。

かつて私は『ダブルキャスト』というゲームで二重人格の女の子との恋愛を経験していて、そういう二面性のある子には耐性があり、むしろ「おっ、いいねえ」と思ってしまう傾向がある。

とは言え絢辻さんの本性が打算的で冷たいだけの悪魔であったのなら私は彼女をそこまで好きになることはなかったと思う。

絢辻さんはああ見えてけっこう子供っぽい部分があったりする。

創設祭を成功させたいという目的も幼少の頃の憧れが動機になっていたりで、絢辻さんの本質はそういった純粋さにあって、私が惚れ込んだのはやはりその辺りだ。

付き合いを重ねるうちに綺麗な絢辻さん→黒辻さん→白辻さんという具合で変遷していくその過程がとても心地が良い。

今までの生涯で女っ気が一切なかった私だが、男女の交際というのはこういった感じで段階を経て互いのパーソナルスペースを狭めていくのだろうかと思ったりした。

そういった点では絢辻さんの話は非常に恋愛シミュレーション的で、ゲームの顔となるパッケージヒロインに相応しかったのだろう。

 

その後、ゲーム内で私と絢辻さんは結婚し娘を授かり、幸せな家庭を築いている。

もちろんこれは現実の出来事ではないが、絢辻さんが大好きだという私の気持ちだけは紛れもない現実である。

だからこれは実質現実なのだと思いたい。

そう思って私はこれからを強く生きていきたいと思う。